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SNEP(スネップ)とは何か? なぜSNEPになるのか? [社会]

こんばんは!
カメです^ ^

本日のテーマはこちら。。。

【SNEPとは何か? なぜSENPになるのか】

■SNEP(スネップ)とは
SNEPという言葉をご存知でしょうか?
東京大学社会科学研究所教授の玄田氏によると、「SNEPはSolitary Non-Employed Personsの略であり、『孤独な・他人との付き合いない無就労者』」という意味になるそうです。
近年、スネップは急増し、2011年時点では162万人にものぼるといわれています。

「働かない」という点では、NEET(Not in Education,Employment or Training)と同義にように思えますが、以下のようにスネップとニートでは意味が異なります

スネップ
ニート
年齢20~59歳15~34歳
仕事6ヶ月以上働いていない無就労者就職活動をしていない無就労者
交際家族を除いた友人・知人との関わりがない友人・知人との関わりがある


■SNEPの問題点
一言でまとめると、ボクは「ニートより問題」だと思います。
「家族を除いた友人・知人との関わりがない」という点に尽きます。

ニートは、それこそ働く意思のない者を指しますが、友人・知人との交流があるのであれば、そこから刺激を受けたり、あるいは社会復帰に向けた後押しがあるかもしれません。
しかし、スネップの場合、無就労者となったうえに、こうした他者との関わりまでなくなってしまうということです。

■SNEPになる理由
では、なぜ、スネップになってしまうのでしょうか?

ボクが思うに、「情報化社会」「現代の教育」に原因があると考えます。

「情報化社会」により、ボクらは、様々なニュースやブログ、動画といった必要な情報をいつでも自由に見られるようになりました。
最近では、SNS(ソーシャルネットワーク)を通じて、ふだんなかなか会うことのできない人とも「ネット上でつながる」ことが可能となりました。
しかしその一方で、「生身の付き合い」が減っているのも事実です。

生身の付き合いが減れば、直接的コミュニケーションも減ります。そして、人付き合いがうまくできなくなる・持続できなくなる人が出てくるのではないでしょうか?
情報化社会の恩恵を「活用」はしても、「飲まれないように」しなければなりませんね。

「現代の教育」とは、簡単に言うと「みんなが平等社会」です。
一時期、「徒競走はみんなでゴール」といった出来事が物議を醸していましたが、元来のボクらは「一人ひとりがみな違う」はずです。
「みんな一緒でなければいけない」が、「人付き合いの息苦しさ」を生むことになってしまっています。
玄田氏も「便所メシ」という単語を引き合いに出し、こうした現代社会における人付き合いの難しさを語っています。

■SNEPを増やさないためにも
繰り返しになりますが、スネップは情報化社会と教育がもたらしたものだと思います。
したがって、これ以上スネップを増やさないためには、「情報化社会の規制教育」をしていくべきだと思います。

具体的には、これからの子供たちに対してですね。
小さい頃からあまりネットやSNSにのめり込ませないように、あくまで生身の付き合いが最も大切だということをわからせる必要がああります。

また、「みんな平等」の教育を排し、「みんな違うからこそいい」という考え方も教えていくべきです。
いつもいつもみんなと一緒である必要など全くありません。自分の個性を押し込んでしまうことなく、みながのびのびコミュニケーションできる社会を作っていくことが重要であると考えます。

年金はもらえるのか?! ~公的年金の運用体制~ [社会]

こんばんは!
カメです^ ^

本日のテーマはこちら。。。

【年金はもらえるのか?!  ~公的年金の運用体制~】

きょう、ネットニュースを見ていると、この年金についての記事を発見しました。
「公的年金運用における分散投資の促進を求める」
要は、ボクらの納めている国民年金や厚生年金をもっとリスキーに運用しちゃおうぜ!ってことです、

そもそも、ボクをはじめとした一般サラリーマンは、国民年金と厚生年金保険料を、毎月、給与からの天引きというかたちで、支払っています。
支払った保険料の大半は厚労省を通じ、年金積立金管理運用独立行政法人(Government Pension Investment Fund :GPIF)へ運用を一任しています。

このGPIFでの運用方法をもっとアクティブにしちゃおうといわけです。
記事によれば、現在、運用の対象資産となっていない「不動産」や「未公開株式」などが視野に入っているようです。

ボクの意見としては、「アリだと思う。けど、慎重に」ですww

おそらく早くから「2020東京オリンピック効果」を見越しての施策だと思います。
これから、さらなる高齢化社会を迎える上で、「現役世代の保険料の段階引き上げ」をもってしても「保険金受取世代への保険金支払い」は逼迫していくことになるはずです。そうすると、年金の運用見直しに舵を取るのは、自然な流れです。

GPIFの現在の運用は、もっとも低リスク資産といわれる「国内債券」への投資が7割近くを占めています。
当然、この結果は、「国民から預かっている社会保険料」という立場あってのものと思いますが、先ほどの「オリンピック景気」を考えるに。改善の余地はあると思います。

ただ、「慎重に」と考えるのは、以下2つの観点からです。

 1)運用資産の割合
言うまでもないと思います。地価の上昇を見込んで「不動産」へ投資するのはいいですが、その度合いが行き過ぎではいけないです。
個人的には、オリンピック景気→インフレ→円安をにらんで、外債投資のウェイトを大きくしたらいいんではと思います^^

 2)世界経済の流動性
なんだか仰々しいタイトルになってしまいました^^;
この説明のまえに、「GPIFは世界一の機関投資家」であるということです。
運用額にしておよそ120兆円@▽@

したがって、たとえ資産配分の変更が微々たるものであったとしても、市場の株価や債券価格にものすごく影響が及ぶということです。
そんなことは運用のプロが決めるわけだから、ボクが杞憂する必要はないのですが・・・^^;

まだ記憶に新しい、年金消失のAIJ問題があります。
くれぐれも「イケイケで責めたらお金なくなっちゃた~」なんてことのないようにしてほしいものです。

原発ゼロ?! これからの日本 [社会]

はじめまして! カメといいますm( )m
これから、日々ボクらの周りで起こっている出来事についての意見や雑感などを
「つれづれなるままに」書きつづっていこうと思います!

さっそく本日のテーマはこちら。。。

【原発ゼロは日本にとって有益か】

ボクの答は「ノー」です。
語りの前に、このトピックを選んだ経緯から。。

11/12(火)、小泉元総理大臣が、日本記者クラブにて会見を開きました。
ここで述べられたことが「原発ゼロ・しかも即時に!」です。

当会見で小泉さんは、

「与党以外の政党はみな脱原発に賛成している」
「総理大臣には使える権力と使っても実現できない権力とがあるが、
脱原発は、総理が決断さえすれば、前者の権力となる」
「原発に代わるエネルギーは急速に成長している」

というようなことを言っておられました。

しかし、改めてボクの意見は「ノー」なのです。
いえ、厳密に言えば「条件付きイエス」です。

その最たる理由は「日本の安全保障」という点に尽きます。
原子力は、ご存知のように核分裂によるエネルギーで電力を作っています。
いわゆる核爆弾と根本的な概念は似ていると思われます(細かいことはわかりませんが)。

したがって、非核三原則を掲げる日本・軍隊をもたない日本にとって、「原子力」を取り去って、 どのように安全保障を維持していくのでしょう?

もちろん、原子力発電は、大震災等に備えた純粋なリスクからみても、逓減させていく必要はあると思います。
ただ、ゼロにはできない。
ゼロにしてしまうと。日本から完全に、「核のパワーによるベール」を消してしまうことになるから。
アメリカの傘に守られた安全保障にいつまでも頼り続けられる保証だって全くないのです。

逆の観点から、

 ・全世界で「核」を完全に消し去る
 ・日本が、いま世界で脅威の台頭となっている「核」に代わる「何か」を見つけて、自国の安全保障を堅固にする

といったことができれば、「原子力ゼロ」は賛成です。
これが、冒頭で言った「条件付きイエス」ということです。

持論ですが、「核」は現代社会の均衡そのもとを言っても良いと思います。

それこそ歴史をたどると、鉄砲ができれば・戦車ができれば・毒ガスができれば・戦闘機が飛べば、いつでもそこには「戦争」がありました。
残念ながら、「核爆弾」も作られたとき、やはり「戦争」がありました。
ただ、この兵器は、今までの兵器とは違った。使えないものだった。しかし作ってしまった。さらに
困ったことに処分困難なものだった。

こうなると、「核」は各国の「安全保障」や「外交政策」に使うしかない。
「沈黙の脅威」あるからこそ、ボクらも戦争のない時代で、自由に生活できるわけですね。

・・・ちょっと話が膨らんでしまいましたが、こういう思いからも 「原発ゼロはノー」なわけであります。
タグ:社会

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