SNEP(スネップ)とは何か? なぜSNEPになるのか? [社会]
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こんばんは!
カメです^ ^
本日のテーマはこちら。。。
【SNEPとは何か? なぜSENPになるのか】
■SNEP(スネップ)とは
SNEPという言葉をご存知でしょうか?
東京大学社会科学研究所教授の玄田氏によると、「SNEPはSolitary Non-Employed Personsの略であり、『孤独な・他人との付き合いない無就労者』」という意味になるそうです。
近年、スネップは急増し、2011年時点では162万人にものぼるといわれています。
「働かない」という点では、NEET(Not in Education,Employment or Training)と同義にように思えますが、以下のようにスネップとニートでは意味が異なります。
■SNEPの問題点
一言でまとめると、ボクは「ニートより問題」だと思います。
「家族を除いた友人・知人との関わりがない」という点に尽きます。
ニートは、それこそ働く意思のない者を指しますが、友人・知人との交流があるのであれば、そこから刺激を受けたり、あるいは社会復帰に向けた後押しがあるかもしれません。
しかし、スネップの場合、無就労者となったうえに、こうした他者との関わりまでなくなってしまうということです。
■SNEPになる理由
では、なぜ、スネップになってしまうのでしょうか?
ボクが思うに、「情報化社会」と「現代の教育」に原因があると考えます。
「情報化社会」により、ボクらは、様々なニュースやブログ、動画といった必要な情報をいつでも自由に見られるようになりました。
最近では、SNS(ソーシャルネットワーク)を通じて、ふだんなかなか会うことのできない人とも「ネット上でつながる」ことが可能となりました。
しかしその一方で、「生身の付き合い」が減っているのも事実です。
生身の付き合いが減れば、直接的コミュニケーションも減ります。そして、人付き合いがうまくできなくなる・持続できなくなる人が出てくるのではないでしょうか?
情報化社会の恩恵を「活用」はしても、「飲まれないように」しなければなりませんね。
「現代の教育」とは、簡単に言うと「みんなが平等社会」です。
一時期、「徒競走はみんなでゴール」といった出来事が物議を醸していましたが、元来のボクらは「一人ひとりがみな違う」はずです。
「みんな一緒でなければいけない」が、「人付き合いの息苦しさ」を生むことになってしまっています。
玄田氏も「便所メシ」という単語を引き合いに出し、こうした現代社会における人付き合いの難しさを語っています。
■SNEPを増やさないためにも
繰り返しになりますが、スネップは情報化社会と教育がもたらしたものだと思います。
したがって、これ以上スネップを増やさないためには、「情報化社会の規制教育」をしていくべきだと思います。
具体的には、これからの子供たちに対してですね。
小さい頃からあまりネットやSNSにのめり込ませないように、あくまで生身の付き合いが最も大切だということをわからせる必要がああります。
また、「みんな平等」の教育を排し、「みんな違うからこそいい」という考え方も教えていくべきです。
いつもいつもみんなと一緒である必要など全くありません。自分の個性を押し込んでしまうことなく、みながのびのびコミュニケーションできる社会を作っていくことが重要であると考えます。
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カメです^ ^
本日のテーマはこちら。。。
【SNEPとは何か? なぜSENPになるのか】
■SNEP(スネップ)とは
SNEPという言葉をご存知でしょうか?
東京大学社会科学研究所教授の玄田氏によると、「SNEPはSolitary Non-Employed Personsの略であり、『孤独な・他人との付き合いない無就労者』」という意味になるそうです。
近年、スネップは急増し、2011年時点では162万人にものぼるといわれています。
「働かない」という点では、NEET(Not in Education,Employment or Training)と同義にように思えますが、以下のようにスネップとニートでは意味が異なります。
スネップ | ニート | |
年齢 | 20~59歳 | 15~34歳 |
仕事 | 6ヶ月以上働いていない無就労者 | 就職活動をしていない無就労者 |
交際 | 家族を除いた友人・知人との関わりがない | 友人・知人との関わりがある |
■SNEPの問題点
一言でまとめると、ボクは「ニートより問題」だと思います。
「家族を除いた友人・知人との関わりがない」という点に尽きます。
ニートは、それこそ働く意思のない者を指しますが、友人・知人との交流があるのであれば、そこから刺激を受けたり、あるいは社会復帰に向けた後押しがあるかもしれません。
しかし、スネップの場合、無就労者となったうえに、こうした他者との関わりまでなくなってしまうということです。
■SNEPになる理由
では、なぜ、スネップになってしまうのでしょうか?
ボクが思うに、「情報化社会」と「現代の教育」に原因があると考えます。
「情報化社会」により、ボクらは、様々なニュースやブログ、動画といった必要な情報をいつでも自由に見られるようになりました。
最近では、SNS(ソーシャルネットワーク)を通じて、ふだんなかなか会うことのできない人とも「ネット上でつながる」ことが可能となりました。
しかしその一方で、「生身の付き合い」が減っているのも事実です。
生身の付き合いが減れば、直接的コミュニケーションも減ります。そして、人付き合いがうまくできなくなる・持続できなくなる人が出てくるのではないでしょうか?
情報化社会の恩恵を「活用」はしても、「飲まれないように」しなければなりませんね。
「現代の教育」とは、簡単に言うと「みんなが平等社会」です。
一時期、「徒競走はみんなでゴール」といった出来事が物議を醸していましたが、元来のボクらは「一人ひとりがみな違う」はずです。
「みんな一緒でなければいけない」が、「人付き合いの息苦しさ」を生むことになってしまっています。
玄田氏も「便所メシ」という単語を引き合いに出し、こうした現代社会における人付き合いの難しさを語っています。
■SNEPを増やさないためにも
繰り返しになりますが、スネップは情報化社会と教育がもたらしたものだと思います。
したがって、これ以上スネップを増やさないためには、「情報化社会の規制教育」をしていくべきだと思います。
具体的には、これからの子供たちに対してですね。
小さい頃からあまりネットやSNSにのめり込ませないように、あくまで生身の付き合いが最も大切だということをわからせる必要がああります。
また、「みんな平等」の教育を排し、「みんな違うからこそいい」という考え方も教えていくべきです。
いつもいつもみんなと一緒である必要など全くありません。自分の個性を押し込んでしまうことなく、みながのびのびコミュニケーションできる社会を作っていくことが重要であると考えます。
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2013-11-23 21:41
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